2008年6月26日木曜日

Grails I18n Templates Pluginを試す

http://www.grails.org/I18n+Templates+Plugin

このプラグインをinstall-pluginすると、下図のように、i18nディレクトリの中に、messagesファイルができる。全体に効かせるi18n-templates.propertiesとi18n-templates_nl.properties(オランダ語?)しかないので、_jaファイルを追加してあげましょう。


このプラグインを入れた状態で、generate-allして、ScaffoldされたViewのGSPの中を見ると、
<g:message code="book.create" default="Create Book" />
てな感じで、i18nのプロパティファイルを見てくれるコードになっている。
あとは、_jaファイルに例えば、
book.create = 新規作成
とかを書いておけば、日本語にな〜る。

これの効き目はどこにあるかというと、
アジャイル的に進めていくときに、最初の段階のDomainも固まってない状態のころは、
とってもよいと思う。最初は、とにかく、想像から入って、動かしながら詰めていく訳なので、
フィールド名うんぬんで時間をとられたくない。
でも、お客さんも、日本語の方が、ローマ字のフィールド名より、なんとなくイメージが湧くだろう。
また、「create」という言葉が、あるお客さんでは新規登録、他では新規追加(ちょっと意味違うけど)という風に変えたいときは、こういうプロパティファイルでやってしまった方が、あとあと楽だと思う。
エラーメッセージとかももちろん、ここに書けるから、コードの中に、日本語が混じって違和感を持って作業するより、全部共通語にしとく、というのもよいかと。(国際化の意味にはならないけれど)
一気にかえられるしね。

ということで、重宝しそうです。

MacOSX Leopard(10.5.3)の痛いバグ

ひさびさのブログアップ・・・

先日お客さんのとこで、MacOSX 10.5(Leopard)がひどい、という話を聞いたので、
その筋の人に聞いてみました。

・OS9からの登録されたファイルが文字化け(10.5.3で解消されているかも?)
  標準のAFP共有で文字化けした現象が発生
  正常表示になったり異常になったりと不安定なようです。
・SMB問題(10.5.3)
 ネットワークからダイレクトにファイルを開いて、作業完了後保存すると壊れるアナウンスがあったとのこと。(アドビ製品対象)

7月の10.5.4リリースで、SMB周りの問題は改善される模様、とのことでした。

怖いよなー、、、

2008年6月8日日曜日

組版教育メモ

今日は、アルバイト君にEdianWingを使って組版の教育を行った。
と、言っても教則本があるわけでもなく、自分でも作業しつつ、こいつを教材に使おう、という感じで進めている。

1.和文、欧文について
全角半角ともちょっと違う、その特性を伝える。

2.枠の基本属性と、特定の文字の基本属性をオーバーライドさせたときの注意点
基本は枠属性を使うこと。

3.枠の種類と使い分け
用途によっての使いわけ、特性など。

4.作業の前に原稿をよくみよ
作業には、必ずと言っていいほど繰り返し部分がある。
そこがどこかを探して作業ステップを減らすことを考える。
この作業は経験値がものを言うが、訓練しなければ成長しない。
新規であれば、仕様を頭にたたき込むこと。
修正であれば、さらに朱から、お客の意図を探す。
これ非常に大事。端からやっても効率が悪くなる。朱を入れた人も人間だから、
朱入れからいろんな物が見えてくる。

5.正確さとスピードを付ける・・・素質の見極め
では、保存せずにもっかい最初から。15分で仕上げてね。
質問があれば、先に聞いて。15分中に、質問したらまたやり直し。
間違ってもやり直し。

●今日の成果
彼は15分をクリアした。
「縮められるとしたら、あとどれくらい?」と聞いたら、1,2分なら、と。
その読みは正しい。
何より驚いたのは、15分でやってといってスタートしたら、ところどころで画面を指さし確認してた。そして無駄な動きが見えなかった。
その姿勢がすごくうれしかったな。
早く正確に上げたいなら、1個1個を確実に終わらせる。
そういうことです。

2008年6月3日火曜日

InDesign インラインでイメージを配置する(覚え書き)

http://study-room.info/id/study/main4/study14.html

DTPにおける作業効率の向上の秘訣

「組版」というものの基礎的な流れから教育を受けた人と、そうでない人の決定的な違いは、作業手順にあると思います。

以前、うちの会社で、数人に対して同じ物を作ってもらう実験をしてみたことがあります。
すると、なんと同じネタなのに、人によって4倍もの時間差がありました。
これは、単に「慣れ不慣れ」で切り捨てられない結果です。

分析すると、何が違うのかが見えてきます。
「機能をしっているかどうか(理解しているかどうか)」という違いじゃないの?、と思われがちですが、経験者のうちでも時間差がある。これは何を物語るかと言えば、
もともと組版というものは、組み上げていくものであり、順をおって作業を進めて、ページアップしていくものです。
ところが、機能というかアプリケーションというものにとらわれすぎていると、その操作自体に無駄が発生しているのです。
組版ソフトというのは、手順を少なくできるようにもともとできているはずなのですが、その機能の組み合わせや、手順を間違うと、「行ったり、来たり」して、いつまでたってもページの完成に至らないのです。

本来は、どう組み上げるか?(新規も修正も同じ)を、原稿や仕様をみて頭の中で、イメージすることが大事であり、そのイメージ通りに操作していけば完成するわけです。
だから、機能が豊富になったとしても、それは、プロフェッショナルにおいては、使いこなせればよい機能といえるかもしれないけれど、初心者にとっては、いろいろやってみつつ、データをごちゃごちゃしつつ、なんとか出来上がっていく、ということになって時間がかかるのです。これでは直しも大変です。
作業中に迷っていてはダメだと、いうことです。
DTPになった時点で「作業」なので、早くやろうと思ったら、いかにその流れを止めないか、です。だから、事前の仕込み(考えも含む)が非常に大事であるということです。

Don't Repeat Yourself!
同じ事を繰り返さない!

とにかく、
1.画面の拡大縮小は原則禁止。
2.マウスのロールを使ってページをめくるなんてもってのほか。
3.すべての操作はショートカットを使う。
4.新規はテキスト前処理重視。
5.正規表現を使えない自分は愚かだと思え。
6.正しいステップで、最短距離で完成できない自分も愚かだと思え。

早い人と、遅い人の作業は、後ろで見ていてよく分かります。
何を作るかイメージできている人は、無駄がないです。
画面の見方、操作の仕方、原稿のめくり方から何から何まで。

同時に、組版のおもしろさとは何か?が見えてきた気がします。
人よりも、早く、正確にやるために、自分の思い描いたとおりに進められたとき…多分そういうところに美学というか面白みを感じられるかどうかだと思います。
ラインやマニュアル化された作業は、外れることができないけれど、DTPは使うアプリの特性もいかしつつ、最善を尽くした手順を自分自身で生み出すことができるというおもしろさがあります。そして、この手順は、「誰にも負けねぇ」というような、井の中の蛙はだめですが、そういう職人気質を出せるもの(出しやすいもの)なんじゃないかと。
そして次はさらに、もっと早くできるようにしよう!と。

そして、これは自動組版への発想に繋がっていきます。

手順があるなら、自動化できるんじゃないか?
何かのルールに基づいて人は動いている訳ですから、会社ルール、お客ルール、自分ルールというのを継承させていくことで、ものが出来上がっていく、そういう面白い物なんだなと、改めて思いました。

コピーボードがやって来た!

うーん、1週間ぐらい前のネタなんですけどね。。。
感熱紙タイプは、めんどくさそうなので、USBでPCに持ってこれるものに。

しかーし、Macにつなぐと、データが見えんという、なんともWinよりな、いけずさがまたよろしということで、結構自分的にヒット中。

落書きとかで、打ち合わせしたり、設計したりするのが多いので、非常によろしいかと。
多分今までとってももったいないことをしてると思われ。

知らない間にスーパーのレジが進化していた件

日曜日に近くのスーパー(ア●タはスーパーなのか?)に買い物にいってきたんですが、なんか、レジ回りがすっきりしてるナーと思ってよく見たら、4台のレジの無人君を発見。(ま、後で聞いたら、都心では普通にあるらしいのですが)。いやがる奥様と、ノリノリの自分とおこちゃまをつれて、いざお試し。


おー、おもしろーい。自分でカゴに入れたものがいくらだったかを再認識しつつ、あれ、これってこんなに高いんだ、とか安いんだとか。
でも、慣れないからだろうけど、4台のマッシーンに5〜6人のスタッフがいて、採算合うのかなと、心配になる。
帰りに、人力でレジを打つ、若い男性社員からベテランっぽいおばさままで、もくもくとやっているのを見ると、なんだかなーと。
でも、すでにコミュニケーションで買い物していた八百屋のようなスタイルから、スーパーになった時点で、レジ打ちはマニュアル化された作業だから、こういうことも予想されたわけで。合理的なのも分かるんですが、地域の人のたまり場的な場から、さらにコミュニケーションが薄れていくと思うと、いいのかなぁと思ってしまうのでした。
しっかし、話は変わりますが、先日田植え行事が、学区内であったのですが(おっと写真をアップしてないぞ)、そのときに、グループに分かれて輪になって、地区について討論してくださいみたいなのがありました。で、そのときに、普通会社でなんか話してよ、っていうとみんなあんまり積極的に話しをしないので、まあ、そんなノリだろうと、やれやれ、と思っていたら、結構みなさんしっかり話すんですよ。いやいや参りましたね。やっぱり自分の住む場所のことをちゃんとみんな考えてるんだなあと。(旦那さんは僕のグループには一人もおりませんでしたが)
当たり前だけど、これからは、ちゃんと自分から挨拶していこうと思いました。